コンサルタントのお仕事

コンサルタントの仕事より【vol.10】<通風の考え方>

みなさんこんにちは。OZONE住まいづくりコンサルタントの山内です。
今回は「通風」についてお話したいと思います。
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緩やかな自然の風、四季折々の風を取り込む工夫がされた空間は、ほんの少しの隙間風でも涼しさや心地よさを感じることができます。
窓を開ければ、ひとまず風は入ってくると思いますが、
ただ開ければよいというのではなく、風が通り抜けて
いくという爽やかさを生むコツとは何でしょうか?

まず窓は2か所を開ける必要があります。どちらかの窓から風が入り、どちらかの窓から抜けていきます。
部屋に1か所しか窓がない場合は、その部屋の入口を少しだけでも開けて、その先のどこかに窓を開けられたら
基本的に風は動きます。とくに夏場は高い位置、例えば階段を上った先に窓があればその窓を開けておければ効果的です。暖かい空気は高い位置から外に抜けていきます

部屋の入口は閉めておきたいという場合も、ドアであればその下端はアンダーカットといって隙間がありますので、効果はゼロではありません。
また、1か所の窓でもそれが引き違い窓であれば、その左右両方を少しずつ開けるほうが効果的です。
片方だけを大きく開けると、それは通風の心地よさというよりは、むしろ落ち着かない環境にもなりえるため注意が必要です。

これから家を建てるという方へ。

窓はたくさんの種類があります。通風という観点では、「その位置と開け方」がポイントになります
引き違い窓は昔からあって分かりやすいかもしれませんが、今では押して開ける窓、引っ張って開ける窓も一般的です。
回して開ける窓もあります。高い位置では電動式もあります。窓の下側が開く場合もあれば、上側が開く場合もあります。
窓の取り付ける位置によって開けやすさも変わってきます。

そして、忘れてはいけないのが網戸の存在です。夏場、虫が苦手な方には網戸は必須です。
網戸は必ず窓とセットということではなく別注文であることも増えてきました。
そして、アコーディオンカーテンのように伸び縮みするもの、それが横引きであったり、上から降ろすものであったりと様々です。
年代によってその使いやすさや親しみの感覚は多少違うかもしれませんが、網戸もいろんな使い勝手のものがあります。

通風は昔ながらの涼を生み出す知恵ですが、窓の位置、開け方、網戸といった現代の様式と上手く付き合い、その心地よさを手に入れてほしいと思います。

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