真っ白なモダン住宅では疲れてしまうし,かといってログハウスは苦手.我々のクライアントがよく口にされる言葉です.がんばりすぎない自然体で暮らせる家.シンプルな中にもデザインのある生活.そんなささやかな望みに応えながら,生活者の立場に立った気持ちの良い家を作りたいと思っています
この建築家のWebサイトへ[隅切りの家] 敷地は土手沿いの絶好のロケーションにありました。設計では平面の隅を切り、目の前の桜だけでなく土手の桜並木も借景に取り込み、川辺の景色を独り占めできる家としました。
[緩斜面の家] 郊外の抜けのある景色を一望する家です。内部の床も傾斜に合わせてゆるやかにスキップさせ、おおらかな空間に変化をつけています。スローライフを楽しむ家族の家です。
[DONUT] 真ん中に中庭を設け、その周りを回廊でつなぐように諸室をつないだ家です。プライバシーは守りつつも、中庭に開いた開放的な生活を住宅にもたらしてくれます。
[トンガリの家] 三角敷地の先端からは遙か多摩丘陵までを見通すことができます。計画ではこの眺望を取りこみ、変形地ならではの個性と合理的な形や架構を追い求めました。
[紫陽花の家] 家族が大らかにつながり、自然の感じられる家を。ハイサイド窓のあるリビングとアイランドキッチンのあるダイニング。浴室空間とつながる中庭のある家です。
[TOPWATER] 狭小地に駐車スペースと住宅をバランス良く配置しました。高い吹き抜けからはロフト床が吊り下げられ、鉄骨階段がリビングの領域をゆるやかに隔てます。
経歴
1971年 埼玉県生まれ
1994年 日本大学理工学部建築学科 卒業
1994-99年 エーディーネットワーク建築研究所
2000-01年 フィンランド・ヘルシンキ工科大学(現アールト大学)留学
2001年 現地の設計事務所でプロジェクトに関わる
2001年12月 日本帰国
2002年2月 リオタデザイン設立
2008-14年 日本大学理工学部非常勤講師
(2022.8 更新)