家の中に好きな場所がある、これほど楽しいことはありません。光に包まれた開放的な場所、小さな場所、外の景色を楽しめる場所、好きなものに囲まれた場所。好きな場所ですまいを楽しんでもらえるように、一緒に共感しながら形にしていくのが私達のつくるすまいです。
この建築家のWebサイトへ「tokyoの家」東京都心の景色が広がる高層階にあるマンションのリノベーション。計画の中心は2つの個室と廊下を1つのスペ-スにして、東京を眺めるラウンジのような空間を作りました。隣接するLDKとはガラス戸を設けてスペ-スを一体にしたり分けたり、異なる空間を楽しめます。
「frame」敷地が小さくても広がりのある空間を目指しました。廊下を極力なくし敷地の長手方向に部屋を繋げて空間に奥行きを出し、スキップフロアによる高さや色彩のコントラストで空間に変化を与えました。
「ラワンとサクラ」お施主さんが好きなラワンと手を伸ばせば届く桜並木。この2つのことを考えたマンションリノベです。オ-プンなLDKの中に低めの本棚で仕切った書斎。桜を眺めながら過ごせるスペ-スです。
「吹抜けのある家」リビングに設けたトップライトのある吹抜けは、光や風を取り込み居住性を高め吹抜けに面した子供部屋とリビングを繋ぎ家族の気配も感じることができます。接道のある北側の建物の形と外構が特徴的な住宅です。
「曳船ゲストハウス」周囲の下町の景色や壁の色、年数を経て歴史を感じる小屋組み、新たに設けた吹抜け、これらを一つの景色として切取り、それを見て楽しむ空間を提供しました。古い木造住宅の空家部分を1棟貸しの宿泊施設にしたリノベ-ションです。
「中庭のある集合住宅」施主が希望した全住戸南側採光を可能にするため中庭を設けました。手前と奥の2つの棟をブリッジで繋いでいます。暗くなりがちな共用部は明るく開放的な空間になっています。
1967年東京都生まれ
1990年東洋大学経済学部卒業
1993年都市デザイン研究所勤務
2005年長久保健二設計事務所設立