その土地の特性を生かし、おおらかで洗練された建物を創りたいと考えています。 光と影のある空間、外部と内部が一体となる空間、伸びやかで柔軟性を持つ建築を目指しています。
この建築家のWebサイトへ連続する大きな窓から市街地を一望できる、自然豊かな台地にある住宅です。樹々に囲まれた周辺環境との調和を意識し、森の中に包まれるように、建物の形態・高さ・色彩を決定しました。
社寺に囲まれた武蔵野の面影を残す場所に位置する住宅です。路地状敷地の特性を活かし、プライバシーを確保しつつ、大きな開口と広い縁側を設けました。外装の色や素材は周囲の景観との調和を心掛けました。
最小限のスペースと設備を備えた、歳を重ねても住み易い平屋の住宅です。小さな家に広がりを持たせる縁側は、室内とつながる半屋外の空間です。その縁側は、温暖化傾向にある気候を見据えて、東向きとしました。
住まいの温熱環境を調査研究するためのマンションリフォームという想定で設計した実験住宅です。夫婦二人の趣味のほかにも、多用途に対応可能な、玄関まで一体として使えるスペースを、土間空間として提案しました。
書籍をメインに、紙媒体の保管に関する調査研究を行う施設です。圧迫感のある閉鎖的な建物にならないように、窓の大きさや配置、外観の凸凹、上下階での色分け等で軽やかさやリズム感のある建築を目指しました。
設計公募コンペで当選し実現した、はちみつ専門店の本社・本店です。建物を道路から後退させ、角地の特性を活かして、商店街に開く豊かな緑の空間を提案しました。そのコンセプトが評価され、杉並まちデザイン賞を受賞しました。
経歴
1960年 福島県生まれ
1984年 芝浦工業大学工学部建築学科卒業
1984年-1986年 ㈱連合設計社みねぎしやすお建築設計事務所
1990年- 米森建築設計事務所