私どもの事務所は、都心・郊外ともに多数の賃貸マンション、テナントビル、オフィス、医院等の設計監理を行っています。常に、敷地のポテンシャルを慎重に読み解き、その案件ごとに最適なプログラムを探し、デザインしてゆきます。マンションの場合は設計の段階ごとに、お施主様と入念なお打ち合わせを重ねていきますが、同時にそのエリアに強い複数の不動産会社からも意見を聞きます。
この建築家のWebサイトへ田園都市線沿線の高架横に建つ自邸兼店舗の複合建築。2・3階に自邸、地下に自らの設計アトリエ、1階に妻のベーカリカフェを併せもち、住宅でありながら街に開くこと意識している。
賃貸住宅兼オーナー邸の計画。各住戸に特別なシークエンスを持たせること、有効に開きつつお互いのプライバシーを保つこと、陰影を持つ分割されたボリュームの集合体とすること、外部空間にも十分な価値を与えることなどをテーマとした。
賃貸集合住宅兼オーナー邸(1フロアー2世帯)のプロジェクト。シンプルかつ規則正しいRC壁ラーメン構造(壁厚250m/m)の中にフラット・メゾネットの32世帯18タイプの変化に富んだ住戸バリエーションが構成されている。
厳しい法規制限の中、建築コストを抑え十分な利回りを確保できるようにした地下1階・地上2階の『木造』賃貸住宅。1階と地下1階をメゾネットとし採光と通風を確保、2階は円弧の屋根形状のままの天井を持ち、高い天井を利用してロフトも備えた。
市ヶ尾駅近く国道246号沿いに建つイタリアンレストラン。屋根・外壁はギングロ色のガルバリウム鋼板張りとし、内部は勾配屋根を利用した吹抜けに木造の柱梁を現し、壁を左官仕上げとしてナチュラルな素材感を見せている。
住宅街に計画された専用住宅。道路から玄関に向けて炭色に塗装された木の竪格子を繰り返し設け、京の町屋の露路を思わせるシークエンスを創り、短い移動時間の中での変化に富んだ空間体験を意図している。
経歴
1982年 東京都市大学(旧武蔵工業大学)工学部建築学科卒業
1982年~1989年 伊勢市の設計事務所にて木造建築を学ぶ
1990年~2001年 横河設計工房(取締役設計長)
2001年~ (株)環境建築総合研究所設立(2011年(株)大藪元宏建築研究所に社名変更)
2002年~2004年 彰国社編集委員
2005年~2012年 武蔵工業大学建築学科 非常勤講師
2013年~ 日本大学理工学部建築学科 非常勤講師