住宅の設計は楽しいけど、難しいと思っています。 あと何十棟と設計したってやっぱり、難しい、と思うような気がしています。 変わらないのは、「家」が暮らしにとって大切でな場所であるということ。 でも、気持ちがいいとか、美しいとか、といった感覚にしても、周辺環境や家族の状況、経済的な価値観にしたって、変わっていくものです。 そんな複雑なことが簡単にまとまるはずがない。。 。 だから、毎回一生懸命考えて設計をしているかもしれません。
この建築家のWebサイトへ豊田町浮石の家(外観)。軒の深い大屋根による平屋の住宅です。周囲の風景に馴染むように、静かに佇んでいます。
豊田町浮石の家(内観)。古屋の和室ふた間と縁側のイメージを踏襲つつ、大胆な木造の架構を現ししにした大きな空間をつくりました。
軽井沢の家。2世帯が定住するための、住宅です。環境を非日常として注視せず、日常の暮らしを大切に取り扱った作り方をしました。
新町の家。コンパクトなスケールの中に、密度の濃い陰影のある落ち着いた空間がつくられました。
上馬の家。家の中心に階段のある、おおらかで楽しい空間ができました。木をふんだんに現してつくっています。
飯田橋の集合住宅。各住戸ロフト付き、事務所、店舗も併設した5階建てのコンパクトな建築です。
経歴
1977年 東京都生まれ
2002年 東京理科大学工学部第一部建築学科卒業
2002年 有限会社アパートメント勤務
2007年 佐久間徹設計事務所設立