日常生活に寄り添うような普通さの美を大切にしています。また、庭をはじめ外部空間とのつながりも重要な設計要素としています。周辺環境を読み込み、植栽や外構計画にいたるまで敷地全体を考えていきます。クライアントとの対話を丁寧に重ねながら、さまざまな生活の場面を思い描き、数ミリ数センチの検討を重ねる一方で、暮らしの変化やその時々の要求を受け止められる包容力のある住まいを作りたいと思っています。
この建築家のWebサイトへ敷地を覆う樹齢100年の桜と先代が残した野趣に富んだ庭を残し、その庭とのつながりを丁寧に計画しました。桜の下には小さな離れ(書斎)を配し、母屋とは渡り廊下でつながります。
実家の隣地に計画した別棟の二世帯住宅。コの字型の建物の中庭と、実家の既存庭とつなぐことで奥行きのある眺めを得ています。LDK、寝室、家事コーナー、どこにいても緑を感じられる住まいです。
親しい友人達を招き、食事やお酒を心置きなく楽しめる場所をつくりたいと望まれたご夫婦のための住宅。L型の建物。庭の広がりを取り込んだダイニングを中心に、キッチン、寝室、水廻りを配置しました。
南に隣家が迫って建つ敷地に、陽射しの入る明るい住まいを望まれたご家族のための住宅。2階デッキのガラスの大窓から下階へ光を落とし込みました。絵画と共に暮らす彩り豊かな住まいです。
夢であった薪ストーブのある暮らしを実現させた60代ご夫婦の住まい。LDK+書斎に、寝室や収納、水まわりを隣接させ、ワンルームのような広がりの中でコンパクトに過ごせる計画としました。
ケヤキの大木を囲んだコの字型の建物の室内空間は、敷地の高低差を利用したスキップフロアに。LDKとつながる屋上庭園は、家族やゲストと賑やかに過ごすアウトドアリビングとして活用されています。
経歴 / 谷山 武志
1996年 早稲田大学理工学部資源工学科卒業
1999年 早稲田大学理工学部建築学科卒業
1999年 永山建築事務所
2002年 村田靖夫建築研究室にて村田靖夫に師事
2008年 谷山建築設計室 設立
経歴 /谷山 裕子
1995年 日本女子大学 人間社会学部現代社会学科卒業
2004年 村田靖夫建築研究室にて村田靖夫に師事
2008年 谷山建築設計室 参加