モダンな外観で目を引くH邸。夫妻とお子様3人のご家族です。ご主人は釣りなどの趣味をお持ちで、いつか山や海辺の町にセカンドハウスを建てたいという思いもあったそうです。そうした中、実家であった自宅の老朽化から建替えをお考えになりました。それならばと、自宅でリゾート気分を味わえて、別荘のようなテイストをもった家にしようと今回の家づくりをスタートされました。
担当したOZONE住まいづくりコンサルタントが、建て替えの過程をご紹介します。
Q 建て主さんは、どんな方ですか?
忙しいお仕事の中、車や釣りなど多趣味なご主人と、お仕事と家事をこなして、3人の子育てにも忙しい奥様、お子様たちもサッカーや釣りを楽しみ、日々アクティブな暮らしを楽しんでいらっしゃるご家族です。
Q 建て主さんはどんな家を建てたいと思っていましたか?
ご主人は釣ってきた魚をご自身でさばくほど、食べることも大好きなご家族です。キッチンとダイニングはとても大切な場所とお考えでした。またご友人など来客も多いので、キッチンとダイニングを中心にした家、さらに敷地も広いので、外部を生かしてのびのびとしたお住まいをご希望でした。
Q 建て主さんは、どうしてOZONEのサポートを利用しようと思ったのですか?
OZONEのサポートを利用して家を建てられたお知り合いの方に聞いてお越しくださいました。その方のお話しや、実際に素敵なお宅をご覧になって、OZONEを信頼いただいたようです。お会いして、家への思いをうかがい、建築家との家づくりをおすすめしました。そしてすぐにOZONE家designフルコースでのお手伝いが始まりました。建築家を3人の中から「プラン提案コンペ」で選び、設計や、工事中も、いろんなことを確認しながら見守りました。そうして完成したお宅をご紹介します。
外観について
広々としたアプローチとトップサイドのガラスが印象的で、明るい玄関へといざないます。夜景もきれいで、レストランと間違えてしまう方もいたのだとか。
玄関について
高い天井とガラスに囲まれた明るくて気持ちのよい玄関です。オートバイが置いてあるのは外部のガレージ。玄関から愛車を眺めることができます。
リビングについて
2階までの吹き抜けにある大きな窓、全開の窓の外は広いテラス。外と一体化したリビングには、自然と家族が集まります。リビング→ テラス→ お庭のつながりもいいですね。
ダイニングについて
間口3mのキッチンと8人掛けのテーブルは、家の中心。横つながりになっていてオープンなので、家族や友人と一緒に料理をしたり、食べたりと、楽しく過ごせます。
キッチン・家事動線について
手前からダイニング→ キッチン→ パントリー(突き当り椅子のあるところ)→ 右に曲がってファミリークロゼット→ 洗面・浴室など水回り へとつながる動線で、効率よく家事がこなせます。
浴室
大きな窓が庭に面して、広く開放的な浴室ではリゾート気分が味わえます。
●所在地:埼玉県 ●家族構成:夫、妻、長男、次男、三男、猫 ●敷地面積:685.61m2(207.76坪) ●延床面積: 236.61m2(71.70坪) ●構造:木造2階建 ●竣工年月:2017年3月 ●設計:萱沼宏記 (プラスデザイン1級建築士事務所) ●施工:山崎工務店 ●撮影:大槻夏路 ●掲載誌:住まいの設計 2018年10月号
代々住み継いできた家が、老朽化して雨漏りなども目立つようになり、思い切って建て替えることを決める。
住宅展示場のモデルハウスも見学したが、どこも決め手がなく、友人がOZONEのサポートで素敵な家を建てたので、うちもぜひと、サポートを依頼。
OZONEコンサルタントからのヒアリングを通し、夫婦でお互いの暮らしへの考えを深く理解する。
OZONEコンサルタントのアドバイスを受けながら候補の建築家を絞っていき、最終的に3人と面談、現地調査で会う。皆良い方で選定に迷うことを予測。
コンペの結果、萱沼宏記氏のプランに一目ぼれ。思いのほか早く依頼する建築家が決まる。
その後敷地のことなどでやや設計は長引く。
古家を解体撤去し、着工を迎える。
以前は祖父が鯉を育てていた池もつぶすことになる。
順調に工事が進み、新居完成!
素敵な家ができて大満足。池は芝生に変わったが、庭がさらに身近になり、子供の遊ぶ姿をみてよい選択だったと思う。