築年数の古い家(築33年)を手を入れずそのまま住んでいて、リフォームを検討したのをきっかけに、建て替えへと進まれました。
まず展示場へ行き、各メーカーの特徴をざっと聞いていらっしゃったそうです。
そこで感じたのは「それほど広くはない自分たちの土地の場合、ハウスメーカーで満足いくものが建てられるだろうか」ということでした。
そこでOZONEに相談し、建築家が浮上します。建築家には色々なアイデアがあり、自分たち好みで住みやすい家を建てられそうということで期待も大。3名の建築家からプランを提案してもらい、遠藤誠さんをパートナーに選びました。OZONEでは建築家の選定から、完成までサポートをしました。
建て替え前のお宅の悩みは、キッチンとのつながりが悪く、リビングの居心地が悪いこと。新しいお住まいのテーマは「お客様を招きやすい、見渡しのよいリビング」です。
完成したお宅は、スキップフロアを生かした、開放的なリビングとなりました。ダイニングからリビング、外のバルコニーまで一望できます。 中央の高窓からは光が降り注ぎとても明るい空間です。
少しの段差を登ってリビングです。大きな窓が解放的ですが、外の道路からは少し高さがあがっているため、道行く人と目線があうことはありません。窓はウッドデッキにつながり、より広さを感じることができます。
リビングからは、キッチンまでと、また2階の気配も感じることができます。
2階の子供部屋は吹き抜けに面していて、上からも下からも家族の気配を感じることができます。少し上がっての主寝室には小さな中庭が。どこからも外を感じられるホットしたスペースです。
≪建築家の遠藤さんから≫
隣家が近い環境の中で、プライバシーを確保しつつ開放的な住まいにすることを目指しました。断面から検討しながらスキップフロアで提案し、窓や仕上げをしつらえて、比較的窓が少ない外観からは想像できないほど、内部は明るく開放的な住まいにすることができました。
≪建て主さまから≫
私たちの要望以上に開放的で心地よく、幾重にも生活を楽しめる家が完成しました。完成からこの1年は、窓を開け放して子供達用に小さなテントを広げたり、リビングの壁を利用したプロジェクター投影で上映会をしたりと、外に行けないストレスを解消して楽しむことができました。我が家にとっては、家を満喫できる大切な1年となりました。
新しいお住まいで、思う存分暮らしを楽しんでいただているようです。
●所在地:東京都 ●家族構成:ご夫婦40代、お子様(お申込時) ●延床面積: 91.98m2(27.87坪) ●構造:木造軸組工法 ●コースお申込:2018年1月 ●竣工年月:2019年9月 ●担当コンサルタント:松本、藤原 ●設計:遠藤誠建築設計事務所 ●施工:株式会社匠陽 ●撮影:澤﨑信孝