OZONEがお手伝いした
住まいの事例

担当したOZONE住まいづくりコンサルタントが、家づくりの過程をご紹介します。

Ｑ　建て主S様は、どんな方ですか？
お二人ともお仕事がとてもお忙しく、平日はほぼ寝に帰るだけの生活。
奥様は、仕事もバリバリ、車はマニュアル車。家づくりにもとてもこだわりがありました。
ご主人は、そんな奥様の要望や時には我がままを、受け止めてくださるやさしいご主人です。

Ｑ　S様は、家づくりにどのような要望をお持ちでしたか？なぜ建築家を選んだのですか？
住宅展示場も見学に行かれましたが、奥様曰く「想定内」で面白みが無かったそうです。
価値観が共有できる建築家の協力を得て、自分たちの家づくりをしたいとお考えでした。

Ｑ　奥様は家づくりの要望を「企画書」として、まとめられ、建築家へプレゼンしたそうですね。
「新しい家について考えを巡らせました」というタイトルで始まり、家の構成や、収納について、現状の収納量、収納の仕方を写真付きでわかりやすくまとめてくださいました。
最後に
妻の思い　衣：食：住＝1：2：7　　
夫の思い　衣：食：住＝2：3：5
「素敵な家に住みたいです。どうかよろしくお願い申し上げます」と書かれていたのが、印象的でした。

Ｑ　建築家３人による、間取り提案コンペはどんな様子でしたか？
お二人がシンプルにいいなと思う家を設計している方、同世代で一緒に家づくりを楽しめる方を選ばれました。
いつもお仕事でプレゼンをする側のお二人でしたので、とても楽しんでいらっしゃいました。
また、建築家の真摯な対応に感謝されていました。

建築家の選定までに、遠藤さんともう一方で、とても悩まれました。
建築家決定時に、一番、私と密にやり取りをしたと思います。
結局、遠藤さんと再面談をして、遠藤さんのプランでご不安な点を解消されました。
２階の窓の外からの視線を気にされていたので、遠藤さんが1/30位の模型を作ってきて下さり、
解決方法をご提案してくださいました。

Ｑ　ご主人は「趣味室でゴルフクラブのチューニングや、DIY、パソコン」。奥様は「書斎で仕事や、バスルームでのんびり、こもりスペースで読書」など、それぞれのリラックススペースがありますね。
ご主人は、どこかに、ゴルフの素振りや縄跳びができるスペースをご希望。
奥様はお風呂が大好きなのに、今までの住まいは、浴室に窓がなく天井が低いため、シャワーで済ませており、開放感のある浴室で外を眺められること、またゆっくり本を読むことを希望されていました。
また、奥様が重度のアレルギー性鼻炎のため、埃のたまらない、掃除のしやすい家にすることは必須でした。

Ｑ　この家づくりで一番の肝になった部分は、どこですか？
外に閉じつつ、中は開放的な家です。
開放的な家を望んでいる一方で、外からの視線、プライバシーをとても気にされていました。
どの部屋からも、外からの視線を気にせずに生活できるようになっています。

Ｑ　実際に建ったお宅を訪問して、どんなところが良かったですか？
1階のＬＤＫから中庭に続く石壁と、お部屋のインテリアがとても素敵で、落ち着く空間でした。
2階は透明感のある明るいプライベート空間で、とても機能的にできていました。
普段お忙しいお二人が、帰宅後ゆっくり寛ぎリフレッシュできるお家になったのではないかと思います。

Ｑ　建築家の遠藤さんは、どんな建築家ですか？
建て主の様々な要望を上手く、具現化しデザインしてくれる。
デザイン性だけでなく、機能性も考慮してくれる、バランスのとれた建築家ではないかと思います。