長年憧れていたという「海を臨める家」を実現したTさん。5年かけた土地探し、OZONEから紹介された3人の建築家の訪問など、ご自身のペースで着実に家づくりを進めました。
どこからでもオーシャンビュー。設計の技
3人の建築家から大まかなプランを出してもらい検討。長方形のプランもありましたが、選ばれた建築家:前砂雅弘氏のプランは2つの箱が折れ曲がってつながっているプランで、2階はどの窓からも素直に海が眺められます。
完成したお宅をご紹介します。
● リビングとバルコニー
バルコニーからは、キラキラした海と初島が見えます。2Fなので眺めがいいです!
● リビングからダイニングキッチンへ
バルコニー側からリビングを振り返ると、左奥にダイニングキッチンが見えます。この折れ曲がりが絶妙で丸見えにならず、気分良く暮らせるのだそうです。
三角形のテーブルは造作したもの。
海を眺めながら、食事を楽しむにはぴったりです。
もう一度リビングの方へ戻ってみましょう。角度のついた折れ曲がりで、ゆるやかにつながっているのが感じていただけると思います。
● 階段で1Fへ
窓のある明るい階段。階下へ降りると水回りや個室があります。
白が基調の清潔感あふれる洗面コーナー。カウンター下をオープンにしました。洗面ボウルは、建築家の前砂さんと一緒にショールームを見て回り、最後に「これ!」と決定したものだそう。
●建築家の前砂さんからアドバイス
このお宅では盛土だった土地に地盤改良を行い、それだけで何か月もかかっています。「家を建て始めるまでが、意外と時間もコストもかかる。眺望のいい場所は、比較的その傾向がありますので、気を付けてください。」