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50代からのインテリア マンションリノベーション事例から

50代から考えるマンションリノベーションでは、体力や健康面にも変化が生じてくる世代のため、ヒートショック対策や負荷の少ない収納の仕方は工夫したいところ。
また、お子様が独立されたことで家族構成が変化し、部屋の使い勝手が合わなくなってしまったり、ご夫婦の寝室を個室に分けることを検討したり、日々の相談では色々なお悩みを伺います。

今までの子供や家族が中心の住まいから、自分が中心の住まいを考えるフェーズに入ってくる世代である50代。
さまざまな相談のケースがありますが、共通して言えることは「これからの暮らし方をじっくり考える大事なタイミング」だということです。

これからの暮らしを考えられたリノベーション事例

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仕事場に近く、住み慣れた地域から離れたくなかったとのことで、お住まいである築25年のマンションと同じ棟内に、今より広い部屋を購入し、リノベーションして移動されることにしたお客様。

72㎡のお部屋から104㎡へのお部屋への住み替えに伴い、4LDKから1LDK+納戸に間取りを変更することになりました。
ただ、リノベーション時に内装デザインは「長く使っている愛着のある家具を上手く取り入れたい」と、インテリアまで行き届いた設計を希望されたため、OZONEのインテリアデザイナーが間取りからインテリアまでをトータルでご提案する「OZONE家design デザインリフォームコース(旧)(※1)」をご利用頂きました。

(※1)OZONE家design デザインリフォームコース(旧)は2022年3月末をもって終了いたしました。
現在、デザイン性の高いリノベーションは「OZONE家design リノベーションコンサルティング 紹介コース」で行っております。

ダイニング

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<Beforeのダイニング>

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<Afterのダイニング>

<Before>
書籍をたくさんお持ちで、前にお住まいの方が設置された作り付けの本棚(天井近く)を残した方が便利に思えますが、『高い位置で使い勝手が良くない』『地震で本が落下する危険である』ことから、今回は撤去することにしました。

<After>
思い入れがあり、どうしても処分できないという食器棚を中央に挟み込み、シンメトリーに新しい収納を配置して、見せる収納を増設しました。天井側には間接照明を組みこむことで、拡散光による柔らかな明るさと天井の高さを演出しています。

長年愛用しているダイニングテーブルとチェアは、お客様の身体にフィットするよう脚を少しだけカットして高さを調整。これだけでも使いやすく、快適に過ごせるようになります。身体にフィットするように椅子の高さを調節するのは、インテリアデザイナーならではの仕事術です。

リビングと和室

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<Beforeのリビングと和室>

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<Afterのリビング>

<Before>
和室を残すかだいぶ悩まれましたが、親族や友人が宿泊する頻度はどれくらいなのか、和室の使用目的はどういったことなのか、など、1年単位で現在のライフスタイルに照らし合わせた結果、リビングと和室を一体化して洋室にすることとなりました。

<After>
趣味のチェンバロなどの楽器演奏を行う演奏会を定期的に開催されているため、たくさんの方を招待しても、ゆとりを持って楽器演奏ができる広いリビングとなりました。
リノベーションの完成披露パーティーでも、素晴らしい演奏をご披露されています。

リビングのカーテン

ターコイズのカーテン

<After>
優しい木目のフローリングに合わせ、美しいターコイズブルーのカーテンを合わせました。
楽器の色味にも合わせてコーディネートしているため、お部屋のアクセントカラーとなっています。
お手持ちのアートや書も額装して飾ったところ、「今まで大切にしてきたものに囲まれた、自分たちらしい居心地のよい場所となった」と大変喜んで頂きました。

お仏壇を置く場所

仏壇

ロールスクリーンなし

仏壇

ロールスクリーンあり

和室を洋室のリビングに変更したため、新たにお仏壇を置く場所を確保しました。
他の収納と揃え、スッキリした格納スペースとなりました。立ったままお参りするのに都合がよい高さにしました。右側のロールスクリーンは、宿泊する人がいる場合に目隠しとして使用します。普段は天井に収納され目立たないようになっています。

事例の詳細はこちら

リノベーションを終えて

建築的なアプローチだけではなく、インテリアデザイナーのきめ細やかな気配りがインテリアの隅々まで行き届いた空間が完成。じっくりと検討し、カタチになったプロセスも含め、満足度の高い住まいが完成した!という評価を頂きました。

(インテリアデザイナー 久保 尚子|文 川端幸枝|写真は事例とイメージカット|2021.10月記、2024.1月追記)

リノベーションに物足りなさを感じたら...

リノベーション案に物足りなさを感じる場合、インテリアについての提案や配慮が足りない場合も。
"これからの暮らし方をじっくり考えたい"とお考えの50代からの方にいは、インテリアまで行き届いたリノベーションがおすすめです。まずはお気軽にご相談ください。

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