先日の「住宅展示場訪問記」(三菱地所ホーム・ミサワホーム編)に続き、今回も新大久保の "ハウジングステージ新宿"内の「旭化成ホームズ」と「積水ハウス」を見学してきましたのでご報告します。
「旭化成ホームズ」は、母+息子夫婦+娘家族の3世帯がひとつ屋根の下で協力しあって暮らす都市型住宅を想定した、4階建ての住宅提案です。
特徴としては、ホール、共用廊下で各階が分離されており、将来、家族構成が変わった場合に分割して賃貸に出せるような間取りです。
同居や近居を応援する自治体が増加している昨今、このような多世帯住宅の提案は未来を見据えた住まいづくりの参考になりますね。
3階の「そらのま」というアウトドアリビングや屋上のオープンエア空間は、庭が採りづらい都内の住宅において、家族の癒しの場として大変重宝しそうです。
4階には構造展示空間もあり、ヘーベル板の遮音性や断熱性をコンサルタントも改めて体感してきました。
続いて「積水ハウス」は、都心で暮らす3階建て単世帯コートハウスの提案です。
2ヶ所に中庭を設け、1、2階は緑と採光、3階は空まで望むことができ、開放的で伸びやかな空間が広がっていました。都心の密集した住宅地でも外部からの視線を気にすることなく、ラグジュアリーに過ごしたい、そんな憧れをカタチにしたような空間でした。
展示場を見るときのコツは「新しい家のイメージをつかむだけにして、すぐに話は進めない」ことをおすすめします。展示場の家は各社力作ぞろいなので、住み方、暮らし方のアイデアやヒントがたくさん詰まっています。営業マンの話を聞いて刺激を受けながら、自分たちの家はどうしたいか考えてみてください。
実際に、ハウスエーカー選びをするときには、デザイン、間取り、耐震性、工法、メンテナンス性、室内温度環境、建築費用など、さまざまな要素が絡んできます。またメーカー担当者の力量も満足度を左右します。そのあたりは私たち住まいづくりコンサルタントにご相談いただければ、ご一緒に優先順位を考え、ふさわしい1社を選ぶことができますので、ぜひ一度ご相談いただければ幸いです。
(2019.10.11記)
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