インテリアデザインの魅力 ベッドルームも素敵に。
家づくりの中ではつい後回しになるインテリア計画。
でも、設計段階からインテリアを視野に入れて検討すると、「床、壁、天井といった内装」と、「後付けの家具、カーテン、ラグ、アート」などを調和させて、一体感のある空間にすることができます。
都内に中古マンションを購入し、来客が多いお客様。
まずリビングダイニングのインテリア一式のコーディネートをご依頼いただきました。
その後、仕上がりにご満足いただいたということで、追加で別のお部屋のコーディネートも行いました。
【リビングダイニング】
OZONE館内で展示されていたイタリア製のボタン止めでインパクトがあるソファを気に入られたことから、
ソファを中心としたコーディネートを行いながら、エレガントな配色でアクセントを加えました。 また、
既存のフローリングの光沢感が気になるとのことから、広範囲にラグを敷くことで落ち着いた雰囲気へと変化させました。
【寝室(ご主人)】
シックでダンディーなお部屋となったご主人の寝室。
ベッドサイドで読書やPCを使用されることから、
アートと
照明器具を合わせ、絶妙なバランスのテーブルコーナーを作り上げました。窓の右横には、ほかのインテリアとは色味はあわない収納棚がありましたが、カーテンで目隠しすることで、すっきりとした印象の部屋に生まれ変わりました。
【寝室(奥様)】
キーカラーにピンクを使い、エレガントでありながら遊び心のあるコーディネートとし、フェミニンな大人の女性を意識した奥様の寝室。
ベッドサイドの照明器具は、
ペンダント照明を低い位置に使うことで光源が目に入らないように工夫し、コードが邪魔になるテーブルスタンドの置き場所をとらないようにしました。また、ベッドヘッドの壁に
アクセントパネルを飾ることで、ベッドコーナー全体の印象をまとめています。
【ゲストルーム】
トレンドカラーの
マスタードイエローと
ブラックを程よく効かせ、ベッドヘッドを窓側に配置し、ドアから入った時にベッドが正面に見え、ゲストをお迎する気持ちを表現しました。ゲストが部屋に入った際の第一印象として、「素敵なお部屋!」と感じて頂けるよう、全体の構成を考えています。
注目ポイント
リビングダイニング以外の3部屋をご覧いただくと、ベッドリネンやクッション、カーテン、ラグなど、ファブリックアイテムの面積が広くなっています。特に、それぞれのベッドルームを見比べるとわかりますが、ファブリックの使い方次第で、部屋の印象が大きく変わりました。
【お問い合わせ】
3Fインテリアデザインスタジオ
TEL:03-5322-6565
10:30~18:30/水曜日定休(祝日除く)・夏期・年末年始休館
(2021.3.1 WEB OZONEより転載)