インテリアの予算の考え方

マンションや戸建てへの引越前にインテリアを揃えたい方に向けて、検討期間や予算の目安をお伝えします。

インテリアを考え始める時期

内装材のカラーセレクトやオプション設計変更の締め切りが迫ったタイミングで、駆け込みで相談に来る方が非常に多いです。内装カラーや、照明・コンセントの位置変更などは、家具の選び方や配置とも関係しているので、両方とも一緒に考えることが重要です。

家具やカーテンを揃えるには、手間と時間がかかります。例えば、ショールームで実物を確認し商品を確定するまで2～3ヶ月、発注から納品までは1～2ヶ月、海外取り寄せ品があると4～5ヶ月かかります。トータルではインテリアが完成するまでに半年かかることもあります。
オプション締切の1ヶ月以前にご相談いただければ、ある程度カラーセレクトや設計変更のお悩みを解決でき、その後家具や照明などをご提案できます。
デベロッパー主催のインテリア販売会の前に、予備知識としてOZONE主催のインテリアセミナーを受講されることもお勧めします。

インテリアの予算

1600件以上のコーディネート実績から、新しく揃える場合の目安となるガイドラインをお伝えします。

ＬＤＫのインテリア予算例

リビング　　　　529,320円（写真）
ダイニング　　　513,700円（写真）
カーテン3窓　　 280,500円
ラグ1枚　　　　　94,600円　　　
合計　　　　　1,418,120円（税込）

【リビング参考プラン】
・マットソン３シーターソファ　￥374,000（クッションなし）
・マットソンセンターテーブル　￥89,100
・ヤコブソンフロアランプ：32357338　￥66,220（税込）

スウェーデンの巨匠ブルーノ・マットソンが日本人のためにデザインした、包み込まれるような優しい座り心地のソファ。暮らし方に合わせて1 人掛けにも2 人掛けにもアレンジできます。同シリーズのテーブルや温かみのある明かりを合わせて。

【ダイニング参考プラン】
・侭テーブル１　￥256,300
・J46チェア　￥149,600（￥37,400×4脚）
・Above（アバーヴ）ペンダント　￥107,800（￥53,900×2台）（税込）

空間に程よいアクセントをつける「J46」チェアは、かつて北欧デンマークの国民の5人に1人が購入したという逸話を持つ定番品。テーブルは飛騨高山の職人が丁寧につくる、無垢の木目が美しい「侭テーブル」です。食卓を優しく照らすのはルイスポールセン社の「Aboveペンダント」。その機能的な美しさはカフェやレストランの照明としても人気です。
（価格は2020.1.11現在。2021.2税込表記に変更）

W350 floorstand_D8E9693a.jpg もう少しコストを下げることも可能ですし、ハイブランドの商品を採用した場合はＬＤＫだけで500万を超える場合もあります。グレード感を合わせて全体のバランスをとることが大切です。

デザイナーと相談してインテリアを揃えるメリット

W350 blueWall_D8E6494a.jpg 忙しい日常の合間でインテリアショップを巡っても、商品を見るほど混乱してしまうこともあります。予算を考えながら商品を組み合わせ、好みのテイストで空間をつくるのは、簡単ではありません。

丁寧なヒアリングでお客様のライフスタイルやお好みを把握して、情報収集から商品の絞り込みをデザイナーがお手伝いすれば、効率よく理想のインテリアプランに辿り着きます。また特定メーカーにとらわれない商品選びが可能で、デザイナーがまとめて商品手配を代行します。納品時にも立会い、商品のチェックやレイアウトを行いますので、お客様のご負担は大幅に軽減できます。