リノベーションで気をつけたいポイント

リフォーム

建て替えをしたかのように同じ建物をまるで建替えるように、大きく変えることもできるリノベーションは、夢も膨むけど、お金も時間も大がかりです。住まいづくりコンサルタントが、リノベーション成功の秘訣をお伝えします。

リノベーションって何？

マンションの解体現場

構造躯体（建物として重要な柱や梁、壁・床のこと）を残したスケルトンリフォームなどの大規模改修を指す言葉として、『リノベーション』が広く使われています。
部分的なリフォームとは異なり、間取りをガラリと変えるなど、リノベーションでできることは格段に増えるため、リノベーションの夢も広がります。

リノベーションでありがちなこと①

リノベーションをしても多くの不満が残ってしまう一番の要因に、「お客様が希望するリノベーションと、目の前にいる設計・工事会社が合致していない」ということがあります。
依頼する側は「素人だから、自分の希望をうまく説明できなかった」と悩まれることが多くありますが、実は"うまく説明ができなかった"ことが要因ではなく、設計や工事会社の選び方に間違いがあったのです。

これは悪質なリフォーム業者につかまったということではなく、設計者や工事会社が一生懸命仕事をしていても、依頼主が望むことと設計者や工事会社のベクトルが合っていなければ、満足につながらず、残念な結果になってしまうのです。

リノベーションでありがちなこと②

もう一つはお互いの確認不足があった可能性が高いです。
設計や工事会社側の説明不足も往々にしてありえますが、依頼主側もリノベーションの過程で「言いにくい・専門的なことは分からない」と目をつぶらず、プランや見積内容について、依頼主としてしっかりと理解することが必要となってきます。
「当然〇〇だと思っていた。（でも違っていた）」とならないためにの、依頼主と依頼された側（設計・工事会社）の間には"多くのギャップが存在するのが当たり前"という事を意識したうえでリノベーションをスタートすることが重要となるのです。

リノベーションを成功させるには

建築家に依頼した戸建てのリノベーション事例

予算配分やこの先の将来のことも含め、自分たちのリノベーションで『何が目的で、何を重要視したいか』ということを多方面から整理する必要があります。
自分達が望むリノベーションの内容を理解することで、はじめて希望をうまく伝えられるようになります。

設計者や工事会社に頼めば「何でもできる」というのは大きな間違いで、多くの設計者・工事会社は得意なこと・不得意なこともあるため、"自分たちの要望をきちんと伝える"、"計画にあった依頼先を選定する"、"相性の良い設計者と巡り合える"かどうかがリノベーションを楽しめるかどうかに大きく影響してくるのです。

依頼先がきまったら

工務店に依頼したマンションのリノベーション事例

次に大切なのは「基本設計」「実施設計」「見積もり」「工事」「引渡し」とステップ毎にポイントを押さえた確認ができているかどうかです。
依頼主である皆さんは、"いま何を確認するべきなのか"を理解している必要があり、上記のステップ毎に疑問や不安を解消しながら各ステップを進めていく必要があります。その積み重ねが満足できるリノベーションにつながっていくのです。

これからリノベーションをする方へのアドバイス

多くの費用と時間を費やすリノベーションは、完成した住まいに満足することはもちろん、リノベーションを進めること自体がとても楽しいことのはずです。
しかし楽しみながらリノベーションを成功させるには、上記で記載したような依頼主としてのスキル（知識）も少し必要となってきます。 OZONEの家づくりでは、そのスキルを補えるようにコンサルタントが依頼主の皆さんをサポートしています。

"リノベーションを楽しみたい！""満足のリノベーションをしたい！"という方は、リノベーションを始める前にリビングデザインセンターOZONEへご来館ください。30以上ある住関連のショールームを回るのもリノベーションの参考になりますし、3・6階にある「OZONE家designスタジオ」では、これから始めるリノベーションの進め方について、建築士の資格を持つコンサルタントが相談を承っています。

満足するリノベーションを私たちと一緒に楽しみましょう。